手の焼ける部下を手なづける10の心理学〜初級編〜

2019年9月30日

 手の掛かる部下や後輩は悩みの種。最近ではちょっとしたことで「パワハラだ、ブラックだ」と騒がれ、後輩指導が大変だと思ったことはありませんか?

 今回は人の心の裏をかく心理学の実践テクニックをご紹介したいと思います。

10の心理学テクニック

 今回10の基礎的な心理学の知識を記事にしてます。これらを去りげなく用いることで、あなたの悩みの種である部下や後輩を手なづけてしまいましょう。

1「褒める際には人づてに褒める」

 直接褒められることよりも、第三者を介して褒められることの方が、受け取る好意が強調されます。そして、人は全く意識していない相手からでも、好意を伝えられると好感を持ってしまう傾向にあります。これはウィンザー効果といい、ミステリー小説「伯爵夫人はスパイ」の登場人物、ウィンザー伯爵夫人が言ったセリフ『第三者からの褒め言葉はどんな時にも効果があるのよ』が由来と言われています。

 陰で褒めることで、何倍もの好感を持たせて、手なづけてしまいましょう。

2「期待の言葉でモチベーションをコントロール」

 ピグマリオン効果という言葉を聞いたことがあるでしょうか?他者への期待値がその後の成長を決定づける大きな要因となると考えられています。人は期待を感じ取ると、期待に応えようとするものということです。

 「君ならできる」「君しか出来ない」「期待してるよ」などの信頼や期待を込めた言葉を掛けてあげましょう。特に男性に効果的です。

3「疑問形暗示の心理効果」

 なかなか指示を聞いてくれない部下や後輩。気持ちよく聞いてくれたらどんなに楽なのにと思ったことはないでしょうか?

 この際には言葉の最後を『!』から『?』に変えていうだけで、相手の受ける印象が変わります。

 「コピーしておいて!」から「コピーしてくれる?」と命令文を疑問文に変えることで円滑に指示を聞いてくれる様になります。

4「男は励まし、女にはお願いの法則」

 女性は上司から気にかけられているか、気遣われているか、正当に評価されているかといったことを、敏感に感じ取る生き物なのである。決して男と女を同じ様に扱ってはならない。女性には頭ごなしの命令口調や指示でなく、しっかりとした理由を説明した上で「これこれをお願い」と頼むのが効果的である。

5「視線の心理効果」

 先に目線を外して、会話のイニシアチブを握りましょう。視線を先にそらすことで、相手より優位に立っているという印象を相手に与えることが出来ます。

6「バーナム効果」

 性格を言い当てられた相手は、「この人は本当の自分を理解してくれている人だ」と錯覚して、絶大な信頼を寄せてしまうことがある。この手法は、占いなどで当たり障りの無い範囲で、誰しもが当てはまる様に言うことがコツである。例として「仕事のことで悩んでいる」や「プライベートで何かあったかな?」など。さも言い当てたかの様に指摘しましょう。相手は心を開いてしまいます。

7「イエスのメンタルセット」

 相手が引き受けられそうな簡単なお願いを何度か続けると、相手は「イエス」といい続けることになり自然と「イエスという気持ちの流れ」が作られるものです。これを応用し、部下を手なづけたい時には、小さなことを何度か頼み、緊張関係が弱くなった状態で大きいものを頼む様にします。すると、部下は疑問も不満も持たずにすんなり受け入れる可能性が高くなるのです。

8「単純接触効果」

 人は何回も見かける(会う)だけで相手を身近に感じたり、好感を抱く傾向にあります。この際に好印象を去りげなく与える方法が「笑顔で接触する」です。何度も笑顔で見かけるあなたを、相手は知らず知らずに好印象に捉えていきます。

9「利き手側の法則」

 体の右側は利き腕なので、相手の警戒心を薄れさせる効果があります。異性に声をかける際や、一緒に歩く時なども、相手の右側にいることであなたへの警戒心をずっと減らせることが出来ます。また、その際にパーソナルスペースの40cm以内に入ることで、相手はあなたの要求を断りづらくなる心理になりやすいです。

10「客観視の鏡」

 部下や上司に対して怒りが収まらない!や「あの人怒るとずっと怒ってるよね」といったことを経験したことが一度はありますよね。

 人は一度怒り出すといつまでも怒りが暴走し、いつまでも怒り続ける傾向がある。怒りの感情はノルアドレナリンによる作用で、心を興奮させ、場合によっては頭の回転を良くさせます。そのため、次からは次へと相手を攻撃してしまうことがあるのです。

 その際に、鏡を見ることで客観視ができ、消火することが可能となることがあります。人は自分がどれだけ醜く怒っているかを見れば、ハッと目が覚めるものなのです。

 自分や周りが怒りで暴走している人がいた際には、「口元に何か付いてますよ」などの口実で鏡を見てもらうことで、取り乱した自分を客観視させてあげましょう。

まとめ

 如何だったでしょうか?心理学では非常に有名なものばかりだったと思います。これらを応用することで、普段とは違う一面を覗くことができます。さりげなく使い、あなたを悩ませている種をなくし、人生をより豊かにしましょう。

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