腱鞘炎に対する効果的なストレッチ!痛みが出た時の対処の仕方とは?

パソコン作業やスマホの使用時間の増加により、手に掛かる負担は増加してます。
その結果、指や手首の関節付近がこわばり、指を伸ばしにくくなったり、ものをつかもうとしたときに痛みが走ったりする症状が起きております。
これらは腱鞘炎と呼ばれ、腱と腱を収める腱鞘部分で何度も摩擦が起こることで炎症が起こり痛みを引き起こします。
今回の記事では腱鞘炎に効果的なストレッチをご紹介致します!
今回の記事でわかること
・腱鞘炎の原因
・腱鞘炎になった時の対処の仕方
・腱鞘炎に対するストレッチの仕方
腱鞘炎の原因
腱鞘炎の原因は使いすぎによることが大半を占めています。
指や手首をひんぱんに曲げ伸ばししていると、腱と腱鞘がこすれ合い、炎症を起こすことがあります。するとその部分が腫れて動きが悪くなり、やがて痛みを発するようになるのです。
中高年になると、腱や腱鞘も硬くなり、血行も悪くなりがちです。そのためパソコン作業をやりすぎると、炎症を起こしやすく、また回復も遅くなります。
腱鞘炎を悪化させると、ちょっと手を動かすたびに激痛が起こり、日常生活に大きな支障となります。症状の改善法や予防法をきちんと知っておきましょう。
腱鞘炎になってしまったら
腱鞘炎になった時は
①安静にする
②なるべく指を使わない
③サポーターやテーピングで指を固定
④重いものを持たない
⑤アイシングで患部を冷やす
⑥痛みが落ち着いてきたらストレッチを行う
使いすぎにより、腱鞘部分に炎症が起こってしまいます。そのため、一番大切なことはなるべく指を使わないようにすることが大事です。また、サポーターやテーピング等で、指を固定をし、曲げ伸ばしができないようにすることでストレスを減らします。
そして、アイシングを行うことで腱の炎症を抑えます。痛みが徐々に引いてきたら、ストレッチを行う様にしましょう!
*既に強い痛みを感じている場合は、医療機関へ受診されることをお勧めいたします。
腱鞘炎に対するストレッチ
手首や前腕をストレッチすることで手に掛かっている負担を減らして行きます。手は腱が沢山集まって、動かしている部分です。腱鞘炎に対するストレッチは、前腕の屈筋群と伸筋群、手内在筋のストレッチを行って行きます。
↓ 動画はこちら ↓
ストレッチのポイント
ストレッチは無理にするのではなく、痛みのない範囲から行う様にしましょう!ゆっくりと呼吸をすることがポイントになります。向きが変わることで伸びる筋肉が変わるため、正しい向きで伸ばして行きましょう!
屈筋群のストレッチ

- 腕を体の前に出し肘を伸ばします。
- 手のひらを見せる様にし、指先を手前に引きます。
- 20秒から30秒程度行いましょう。左右行います。
伸筋群のストレッチ

- 腕を体の前に出し肘を伸ばします。
- 反対の手で指先を手前に引きます。
- 20秒から30秒程度行いましょう。左右行います。
手内在筋のストレッチ

- 腕を体の前に出し肘を伸ばします。
- 軽く指先だけ握り、指先あたりから手前に引きます。
- 20秒から30秒程度行いましょう。左右行います。
まとめ
腱鞘炎になった時は
①安静にする
②なるべく指を使わない
③サポーターやテーピングで指を固定
④重いものを持たない
⑤アイシングで患部を冷やす
⑥痛みが落ち着いてきたらストレッチを行う
どのような病気もまずは予防することに重点を置かなくてはなりません。腱鞘炎は普段からの手のストレッチをすることで症状を緩和させることが可能です。症状の改善法や予防法をきちんと知っておき、手を大切にして下さい。
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